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December 27 2007年総括MSNのサイトで「2007年の見所の総括」という特集を書いたけど、僕はそのオファーを勘違いして「2007年の総括」を普通に書いていた。 書いたところで「見所の総括」となっていた事に気づき、無理やり5000文字の大作を書き上げた。 ってわけで見事立派な没原稿が出来上がったわけだ(苦笑)せっかくだからその没原稿をここで公開。 これも長文だから以下4つに分けてアップします。 (1)メンバーの変遷 (2)game (3)影のMVP (4)来期への期待 (4)はコラムの特性上しょうがなく書いたのであまり意味は無いw (3)はアワードでの勲自身のコメントで相当衝撃を受けたので加筆。 勲すげーわ。 2007総括(1) メンバーの変遷まずは開幕時の布陣。永田、千代反田、坂本がスタメンに名を連ね一気にディフェンス陣がグレードアップ。前年途中加入の内田も含めると2006年のディフェンス陣が一人もいない。中盤は寺川、シルビーニョ、慎吾、深井。そして2トップは貴章とエジミウソン。この時点でわかるとおり、今シーズンは「昨年崩壊したディフェンスを立て直すシーズン」としてスタートしたといえるだろう。そしてその狙い通り、千代反田、永田という本職のセンターバックがもたらす安定感は今シーズンのアルビレックスの躍進の原動力となっていった。特に印象的だったのはホームのガンバ戦と川崎戦。2戦とも強烈なオフェンス能力を持つ相手だったが、この二人のセンターバックは勇敢に戦い、殆どの1対1で競り勝つ事に成功した。ガンバ戦では千代反田がアシストしている事を考えても前半戦の躍進はこの2人が支えたといっても過言ではないだろう。 サッカーには「チームはディフェンスから作る」という言葉があるが、今年のチームに昨年以上の安定感が合ったのは永田の後釜的にポジションを取った千葉を含め1対1に強い選手がスタメンに多くいた事が原因だろう。特にジェフの巻、川崎の我那覇、チョン、神戸の近藤ら体を張るタイプのFWにはめっぽう強かった。 逆にオフェンスの切り札的存在であった深井は残念ながらチームにフィットするには至らなかった。それどころか長年新潟の花として文字通り突っ走ってきた鈴木慎吾もまさかのレンタル移籍で離脱。マルシオの相方として深井、慎吾、坂本、松下、河原とテストされたが結局終わってみれば例年同様「困った時の寺川能人」ということでラストピースともいえる左ハーフのポジションはこの男が勝ち取る事になった。 もう一つあげるとするならばアクシデントのリカバリーに成功した事も大きい。序盤のシルビーニョの離脱。チームが固まってからの永田の離脱と今年はチームの軸となる選手が離脱した年だった。仮に昨年シルビーニョが離脱していたら最悪降格していた可能性もあるチームだったと思う。それが今年は6位。過去最高の順位なのだ。これも鈴木監督の手腕といえるかもしれないが、結果的に少数精鋭となった今シーズン、寺川、千葉という複数ポジションをこなせる選手が居なかったらと思うとぞっとする。
2007総括(2) game戦力に劣るチームの場合、通常はセンターバックが一人余る形をとってゲームを進める。(プラスワンの原則)だが、鈴木監督のサッカーでは基本的にセンターバックは相手のセンターフォワードと真っ向勝負するシーンが多い。能力の高いセンターバックがいるからこそ出来るサッカーだが、この勝負で勝つ事が出来れば逆に新潟は中盤で一人余る事が出来るようになる。中盤が命の鈴木サッカーにおいて、センターバックが勝てるか勝てないかというのはゲームの流れに直結する事になる。千葉戦、アウェイの横浜マリノス戦、川崎戦、FC東京戦などゲーム内容が素晴らしい試合は必ず千代反田と永田(千葉)が相手のフォワードを完膚なきまでに叩き潰した試合だったはずだ。それだけに、僕は今シーズンのMVPは千代反田に捧げたい。サイドバックが攻撃に絡み、マルシオが相手をきりきり舞いにし、勲とシルビーニョのサイドチェンジが炸裂する原因は彼らの能力の高さもさることながら、千代反田がFWとの勝負に勝ってきたからなのだ。 それにしてもはまった時の今年のサッカーは本当に美しかった。Jリーグのチームを見ていて気づく事は能力の高い両サイドバックが機能しているチームが案外少ないという事。パッと思い出そうとしてもガンバ大阪、鹿島がトップクラスになるのだが、後はちょっと思いつかない。そういう意味で新潟の内田、坂本(松尾)というサイドバックは非常にゲームによく絡む良いサイドバックだと思う。新潟が一時期3位まで上り詰め、6位という過去最高順位でフィニッシュ出来たのはこの両サイドバック、特に内田の活躍は非常に大きい。マルシオ、貴章、エジミウソンばかりが注目されがちだが、遅咲きの仕事人内田潤のサポートが無かったらこの3人もこんなに活躍は出来なかったはずだ。
2007年総括(3) 影のMVP 「勲はもっと評価されるべき」千代反田、マルシオ、エジミウソン、内田の活躍が目立ったシーズンだったが影のMVPとして本間勲にも注目すべきだろう。シルビーニョ、寺川、千葉、坂本と全くタイプの異なる選手達とコンビを組める能力はスペシャリストであり、ポリバレントでもある証拠。 守備、攻撃と自在のポジショニングができるようになった。もちろん生粋のアタッカー、ゴーラーではないから決定的な仕事ができるわけじゃないけど、それでも絶対に必要なピース。 しかも地味に3回骨折をしながらもフルシーズンを戦い抜いたというんだから凄いの一言。2000年に入ってきたゴールデンルーキーはその後反町に干され、そのまま沈むかと思いきやここ3,4年で目覚しい成長を遂げている。ゴールこそ今シーズンも地味だったが(苦笑)チームに対する貢献度はトップクラスだったと思う。逆に地元出身の選手がこれだけの活躍をしても何もフィーバーが起こらないという事が「地元選手伝説」の嘘を証明していると思う。 もっと盛り上がってください、地元の皆さん(笑)
2007年総括(4) 次年度への期待
エジミウソン、シルビーニョという二人の中心選手が新潟を後にした。またシーズン中に永田も大怪我をおっており、全てのポジションに補強が必要な状況である事は確かだ。複数の高卒ルーキーが加入する事も決定しているが、高卒ルーキーが楽にスタメンを取れるほど今のJ1というリーグは甘くない。鹿島の内田、広島の柏木クラスの「規格外」の選手でようやくスタメンが取れるというのが今のJリーグのレベルだ。そういう意味では新外人としてこのほど発表されたアレッサンドロのほかにも即戦力のメンバーが必要不可欠な状況にある。しかも新潟というクラブの特性を考えると、上手い、安い、速いというどこぞの牛丼屋のような選手が求められる。
December 21 ストーブリーグ例年新潟は地味に良い補強をしている。 しかも、水面下の動きがあんまり漏れずにいきなり「どーーーん」ってのが多い。(慎吾、寺、海本兄弟などなど) そーゆー意味で今回の坂本、柳沢なんかは事実っぽいような気もしてしまう。 まず坂本。 これが本当なのだとしたらJEFは凄いね。 たしか元々はアマル監督留任という流れだったのに、留任の方向性を出した(と思われる)GMの首を切った流れでそのまま監督も解任って話だったよね? それがいきなり100%反対の解任になって(辞任ではない)来期の体制も白紙に。 そりゃ選手も逃げるわな。 元々「オシムがいるからJEFにいる」って人だって居たんだから、そのラインがばっさり消えたわけなんだから。 ま、この手の話しはさくっとスルーで良いと思うんだ。 ばかげてる。 次。 柳沢ね。 QBKを代名詞に最近ではもっぱらいじられFWとなっているけど、その実力は国内トップクラスのFWであることは間違いないと思う。 アレッサンドロが未知数ってのもあるけど、あのポストワーク、動き出しは芸術品。(河原・・・) 貴章と役割がかぶるって話もあるが、逆にそこは練習での相乗効果も期待しよう。 年俸安いなら絶対取るべき。 新聞報道でこんなにわくわくするのも久しぶりだ。 ホントに来たらどうしようw マルシオとか、勲とか、永田とか、内田とかスゲーやりやすいと思うよ。この手のFWが居たら。 京都 オファー G大阪 問い合わせ 新潟 問い合わせ ってことらしいのだが、どー言ったレベルなんだろう。柳沢本人から見たときにそれぞれのチームのメリットは ガンバ アジアに出れる事。(ただし出場機会は未定) 京都 出場機会をほぼ確保できる事。 新潟 サッカーの質が鹿島とやや似ている事と、出場機会がそれなりに確保できそうな事。 さぁ、どーなるのか? 新潟はオファーを出すのか? December 18 アワード報告総勢200名強。(結局何人いたんだろう) アンケート総数450名強という過去最強の規模となったアワード。 その中で、梅山修を筆頭に「新潟サポーター100年構想」という形で「サポーターをつなげる活動」を始めようという宣言がありました。 これは当日梅山も言っていましたが「宣言」であり、まだまだ中身ゼロです。 ただ、イメージはあって ・スタジアムに一緒に通っているグループを登録してもらう ・サポーターを応援するお店やイベントを登録してもらう ・連絡が行くようにする ・個人のサポーターも仲間を見つけられるようにする といった仕組みと ・サポーターズリンク(仮)本体 ・ゴール裏部会 ・(イベント部会) など具体的な活動 の2本立てが基本構造になる予定です。 さしあたっては本体を立ち上げる必要があります。 知恵、技術、金、コネ、馬力 等々何でもかまいません。 何か持ってる人、是非力を貸してください。 hama@albirex2006.こむ まで連絡プリーズ! 具体的な話はここから詰めます! 逆に言うと今なら詰め放題です。 December 07 第34節大分トリニータ戦ついに今シーズンの最終戦。 最終順位5位を目指してアルビレックスは今日も闘う。 相手は慎吾の35mFKで残留を決めた大分。 開幕時のスタメンが エジ 貴章 深井 慎吾 シルビ 寺川 坂本 永田 千代 内田 北野 で 今のスタメンが エジ 貴章 寺川 マルシオ シルビ 勲 坂本 千葉 千代 内田 北野 中盤の4人のうち3人が入れ替わり、バックラインに入った千葉もボランチの選手。 それだけ開幕時の中盤はいびつだったという事だろう。 もちろん大分も外人ボランチ2枚、慎吾、梅崎と計算できる補強を行い、開幕時のスタメントップ下だった10番アウグストはベンチに追いやられている。 キックオフ直後から試合は大分ペース。 まず大分の徹底したロングボール攻撃に新潟は後手後手になってしまう。高松が懐深くロングボールに絡んできて千葉が全く勝つ事が出来ない。千代反田は結局千葉のカバーに追いやられマークがあいまいに。 序盤からセンターバック2枚が無力化されてギャップを作られまくり、スルーパスからGKと1対1を作られるなど非常に厳しい展開が続く。 大分は西川のキックが非常に良くてこれを高松がほぼ100%マイボールにできるのが強い。 また2列目の寄せも早くて結局ファーストボール、セカンドボール、サードボールと全部拾われてしまう。 新潟はアフタータックル気味に行くしかなくなって左サイドバックの浅めのポジションで大分にセットプレーを与えてしまう。 梅崎と慎吾がキックポジションに入るが、ゴールに撒くキックを蹴れる慎吾がボールをセット。そりゃそうだろう。前回のFKが効いている。 このFKをファーポストのところで競られてしまい、体ごとゴールに押し込まれて大分先制。 序盤からハイボールを全く取れていなかったので、この失点は非常に入りそうな雰囲気がバンバン出ていた。 新潟はその後もFWまでボールを運ぶ事が出来ず、ひじょーーーに苦しい展開が続く。 大分は慎吾が嫌味なほど切れまくっているし、ボランチの二人もしっかりとゲームをコントロールしている。 高橋大輔がいない事がラッキーだと思っていたが、それ以前に中盤の争いとセンターバックの争いで負けてしまっているので全くゲームにならない状態。 横浜FM戦と全く異なり、ピッチを相手に支配されたままゴール正面でFKを献上。 蹴るのはもちろん鈴木慎吾。 このFKが壁の上ギリギリを抜けてブレながら落ちてくる。 新潟時代は蹴れなかったブレ球ゴールが突き刺さって大分2-0。 これはしんどい。 新潟は多少盛り返すも大分の3バックがしぶとく守り中央を崩せない。 このまま前半が終了するが、後半も基本パターンは一緒。 河原が入っても基本線は変わらない。 結局後半もあまり見所は作れず悲惨な試合はしれっと終了。 なんて悲しい最終戦! 試合後慎吾が挨拶に来たのは嬉しかったが、声を出す事は出来なかった。 なんてこった! |
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